棘上筋 完全攻略note
※本記事内容は、noteに投稿した内容と同記事になりますの、noteにてご購入された方はご注意下さい!
こんにちは!
CLINICIANSのたくみ(@TakumiRodrigues)です!
新note『筋肉の運動機能解剖学シリーズ』
祝!待望の第一弾です!(*´∀`*)
ネーミングとしては、『完全攻略note』
言い過ぎですかね?ww
なぜこのシリーズを始めたかといいますと、、、
この図だけでも人体には、これだけの筋肉があるにも関わらず、、、
セラピストが読む参考書の中で、1つの筋肉をとにかく掘り下げて、何千、何万文字規模で書かれているものがなかったからです!
例を挙げると、今回の題目でもある『棘上筋』ですが、僕自身が過去に散見したことのある参考書の中で何ページにも渡って解説されているものはありません。
解剖学の本を読めば、2〜3ページほど、、、
運動学の本でも2〜3ページほどちらほら、、、
医療者であれば誰もが一度は読んだことのある『プロメテウス』や『筋骨格系のキネシオロジー』でもその程度しか説明されていません。
そのため、足りない情報は Google ScholarやPub medなどの論文検索サイトで論文を引っ張ってくるというような現状。
そして、独自でまとめてそれを臨床に落とし込む。
臨床上、患者さんやクライアントのためには欠かしてはいけない工程です。
ただもっと早く効率的に情報を得るには、誰かがまとめた情報を提供してもらうこと。
人によって臨床の観点は違うので、誰かがまとめた情報では、物足らない人いるかと思いますが、基礎的な情報は必ず最初に調べるものですので、そこがまとまったものがあると超有用。
ということで、このnoteを始めました!
簡単に言うと、様々な参考書、論文を読み、僕なりの基礎的な臨床に落とし込めることだけをまとめた莫大な情報量が詰まったnoteになります!
そして僕自身も毎日アップグレードされていますので、学習して有益な情報は定期的に追加していきます。
先日twitteにてこのようなアンケートを取りました!
単純にどこの筋肉に興味がありますか?(医療従事者にむけて)
股関節と競っているものの、1位は『肩関節』という結果になりました!
正直めっちゃ意外でしたww
個人的にはかなりニッチな部分だと思っていた肩関節ですが、いつの間にか注目を浴びるようになっていました!
肩関節は自由度が高い関節で、複雑な動きを伴うため、他関節に比べて難しいイメージを持たれている人も多いかと思います。
そのため新人の頃はどうしても下肢疾患を中心的に学習したり、施設によってはなかなか上肢疾患の担当をもたせてもらえないこともあるかと思います。
ただ、今回のアンケート対象となった僕のTwitterのフォロワーさんは、臨床2〜4年目の方が多いです。この時期は、少しずつ臨床に余裕が出始め、徐々に難しいこと、マニアックなことへの興味が湧き始める時期だと思います。それこそ今回の肩関節のように。
そのため今回、肩関節が1位という結果になったのかもしれません。
というところで、肩関節周囲筋の運動機能解剖についてまとめていきます!
っで記念すべて第一弾は『棘上筋』です!
やはり肩関節を語る上では切っても切り離せない筋肉の一つです!
自ずと、治療対象にもなりやすい筋肉ですので、この際に棘上筋のプロフェッショナルになってみてはいかがでしょうか??
早速内容に入っていきますが、ただ単に近年の知見を羅列しただけでは頭にも入りづらいと思いますので、基礎的な部分から徐々に掘り下げながら流れで解説していきますね!
では、まずは簡単な棘上筋の解剖から!
<目次>
棘上筋(腱板)のお話
棘上筋の触診
棘上筋の作用
フォースカップル作用
棘上筋の評価
棘上筋の運動療法
棘上筋(腱板)のお話
起始:棘上窩、棘上筋膜の内面
停止:大結節の上面、関節包
神経支配:肩甲上神経(C5・6)
ざっくり言うと、肩甲骨の上部から上腕骨の上面に付着する筋肉です!
肩関節の中では超重要な筋肉で、『腱板』を構成しています!
棘上筋を理解する上で、腱板の運動機能解剖の理解は必須です!
ただ腱板について詳しく解説してしまうと、話の収集がつかなくなりそうなので、簡単にさらっと説明しますね!
腱板というのは、棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋の4筋で構成されています!
遡ること、2億2500万年前、、、
初めて最古の哺乳類アデロバシレウスが出現しました。
この哺乳類は有袋類に分類され、今でいうカンガルーやコアラですね。
急に何の話やねん!って感じですが、結構大事な話ですww
そしてこの有袋類では、肩甲骨背面から起始する棘筋とよばれる筋が存在しています。
棘筋が肩甲棘の外側へ発達するにつれて、起始で上下に二分され、棘上筋と棘下筋に分かれたと考えられています。
もともとは一つの筋だったということですね!
また、テナガザルなどの木の上を移動するような動物では、木の枝を掴んで、雲梯のようにして移動するために、肩関節が強い牽引力にさらされます。
そのため、肩関節の安定性を保つために強い腱板ができて、各筋の線維が交じり合うことで、互いに機能的に代償しあえるようになっています!
このように時代の流れとともに棘上筋も壮絶な人生を歩んでいますww
もともと棘下筋と二人で生まれてきたものが、時代の流れとともに切り離され、1億年前に初めて霊長類が誕生した段階でも離ればなれ。ただ、一緒に居たいという気持ちは強く、少ない範囲でも互いに交わっており、協同して働いています!
生物学的にみると、面白くないですか?ww
少し余談が長くなりました。。。
では本格的に見ていきましょう(*´∀`*)!